3月20-21日、長野県飯田で有機野菜をつくっている「南信州ゆうき人」の取り組みを見に行っていました。
アテンドしてくれたのは、“生まれと育ちがわかる野菜”を販売している生活菜園さん。



店内には元気な野菜や果物がずらりと並びます。
今回は、このイキのいい野菜たちが育った畑を見に行くのが目的。
雑誌「空ト風ニ」を通して、これまでたくさんの農家の方々と接してきた私たちですが、取材の間はいつも大忙し。
写真を撮ったり、インタビューしたり、カメラマンもライターもディレクターも、のんびりする暇がないのが現状です。
そこで今回は、何も計画せずにとりあえず畑を見に行こうということになりました。
題して「飯田の元気野菜に会いにいこうツアー」。
空風ツアーではイレギュラーな形ですが、噂を聞きつけた数名も合流して、総勢9名で繰り出しました。

最初にお邪魔したのは、吉沢農園。
レタスやジャガイモ、コマツナなど、たくさんの野菜を育てていらっしゃいます。

今は育苗の時期。野菜の赤ちゃんたちが、ハウスの中でお行儀よく並んでいます。



農園主の吉澤さんは、小さな野菜達を愛情たっぷりに育てています。


じゃがいもはハウスの中で育芽させて、種芋をつくります。
常備野菜なのに、私たちはなんにも知らなのだなあ。
みんな「ほーう」と頷くばかり。

続いては、自然農法でお米や野菜を育てているさくら農園へ。
ここは吉澤さんところとは、また違った趣き。
なんてたって、ハウスの中央に巨大なジャスミンの木が陣取っています。
まるまる太った鶏ファミリーがいます。
(この2つ、あまりの驚きで写真を撮りこねました・・・残念!)
そして、お会いできなかったけれど、ヤギ(名前はハープ)やカモなど動物たちもいるそうです。

農園主の美沢さんによると、ここは必要以上に土を耕したり、ビニールを張り替えたりせず自然に任せているのだそう。

だから、こんなふうに一つの苗床からふたつの野菜が芽吹くことも。もう少し大きくなると、異種の野菜同士が「支え合う」姿が見られるのだそうです。
美沢さんは、農業をする中で、いつも野菜や動物の気持ちになって考えるといいます。すると自ずと答えが見つかるのだとか。
そういえば、著名な料理人が言っていました。どんな料理がいいか、どんな味付けがいいかは、仕入れた野菜に訪ねればわかると。
野菜も花も動物もみ〜んな人間と同じ。
普段から相手をよく見て、耳をすまして、想像力をかき立てて、相手の立場になって考えることが大切なのですね。

美沢さんのハウスは、夏にはいろんなぶらり野菜がたわわに実って、遊園地みたいになるのだとか。奔放に育った野菜は、きっと個性的な味がするでしょう。
畑見学が終わり、生活菜園さんへ。
そして夜は、我が空風チームと農家の方々とで大宴会になりましたが、盛り上がりすぎて写真はゼロ。
撮れたとしても、恥ずかしくてあげられなかったと思うので、まっいいとしましょう。
飲んで食べてしゃべってまた飲んでの夜は更けて。
飯田のみなさん、今回はありがとうございました!
これからちょこちょこお邪魔できたらと思っています。
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ここから先はおまけです。

生活菜園さんで、美沢さんがつくったお米を買ってきました。
一粒一粒がすごく大きいんですよ。
早速土鍋で炊いてみました。
お米を洗ったとき、濃い乳白色のとぎ汁がとても粘り気があって、なんだか捨てるのが惜しくなりました。
子供の頃、母がやっていたように思わずすくって顔を洗った私です。
写真でわかるでしょうか。このお米の元気な姿。
ほどよくおこげができて、昔懐かしい味がしました。
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